高知遠征、愛媛FCレディースとのTM
高知遠征や愛媛FCレディースとのTMで痛感した事。
それは、理屈だけの中身が無いチーム(選手)になってしまいそうだった事です。
試合に負けたり、上手く行かなかったりすると根性論やメンタルなど目に見えない物に当たってしまう事がよくあり、理屈で説明出来ない自分自身の指導力が無いことが一番の問題ですが、今の彼女達には、その目に見えない物と真剣勝負をし、打ち負かす程のメンタルティーを持ちあわすことが出来ていませんでした。
試合で声を張り上げる選手もいなければ、プレーで引っ張ろうとする選手も見あたりませんでした。
プロサッカー選手になりたい、日本代表になりたい、全国大会で勝ち上がりたい、W杯で優勝したい。
言葉にするのは簡単で、これを実現する事がどれだけの覚悟を必要とするか、選手達はまだわかっていません。
この一握りの世界に飛び込んで勝負するのであれば、現状の意識では到底たどり着けません。
その意識とは、自分に満足したり、いつか出来るようになると思う甘え、自分は努力してると自分で思い込み成長を自分で気付かぬうちに止めてしまったり、自分はこんなに頑張っているのにと思ってしまう事などを排除し
謙虚で常に向上心を持ち、自分に厳しく出来る選手が一握りに残る選手だと私は信じています。
私自身がその一握りになれなかったのも、本物になれなかったのも、結局自分に甘く、逃げ道を探し、言い訳を探し、その場しのぎで時間だけが過ぎてしまって、自分に勝とうとしなっかった事、殻を破れなっかた事が原因の一つで、今でも後悔しています。
選手達には後悔をしてほしくない。
本物は努力してるって自分では言わないし、人に努力してる姿を見せない。周りの目も気にしない。常に自分へ矢印を向ける。
そして昨日の自分を超える事が本物になる選手の秘訣だと思っています。
その積み重ねが夢を実現させる一歩だと私は考えます。
今回の遠征やTMで感じれた事はすごく良い経験となりました。
私自身、妥協せず選手とともに成長していきたいです。
- 2019.04.10 Wednesday
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- 04:02
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- by efc-mikan